黒川温泉美里旅館・熊本県南小国町

ふろつんつん

2013年07月30日 10:40

27日、前日からの熊本での仕事を終え、
同僚のKEN氏の希望で、黒川温泉に寄ることにした。
我輩としてもかなり久しぶりの黒川だったが、相変わらず観光客が多く、
夕刻の温泉街は若い女性やカップルで賑わっていた。
硫黄泉に入りたいというKEN氏により、美里旅館に行ってみることにした。



ここは黒川温泉の中でも、白濁することで有名な湯である。
玄関から湯浴を乞い、500円を払って階段を上がると、男女別の露天風呂がある。
今日は白濁しておらず、透明なままであった。
硫黄の香りは漂っている。



KEN氏によると、硫黄の香りこそが温泉に来たという充足感があるのだという。
確かに、他の泉質に比べると、最も「温泉の香り」と言えるだろう。
人によって湯の好みはいろいろあるが、それならば単純泉は一番マイナーな湯となるのか?
いや、単純泉は入浴だけでなく、洗濯や皿洗い、飲用や暖房にまで一番汎用性が高い。
我輩が一番好きなのはモール泉だけど・・・。



山奥のいで湯が末永く万人に愛されることを願ってやまない。

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