台温泉の静かな夜を楽しむ・岩手県花巻市

ふろつんつん

2016年01月03日 22:14

あけましておめでとうございます。
昨年の蔵出し3報目です。記事は昨年11月に書いていましたが、更新が今日になりました。
写真の向きを変えられなかったので首をかしげてご覧ください。
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出張にかこつけた温泉漫遊2日目。10月26日。
八幡平(はちまんたい)市の小さい集落の民宿を出発し、新安比温泉に立ち寄る。
「新」と名の付くのはあまり期待が持てないと思っていたが、ここは期待できた。
「金の湯」と「銀の湯」の2源泉あり、いずれも強食塩泉(塩化物泉)。
「金の湯」はカルシウム結晶が棚田を形成していた。非常に塩辛く皮膚がひりひりする。
「銀の湯」は濁度がやや薄く、塩味も穏やか。浴場全体にヒバの香りが立ち込めていた。
この「銀の湯」は瀬戸内寂聴さんが気に入って滞在していたらしく、揮毫があった。


(金の湯・首左90度ひねり)

次に綿帽子温泉あずみの湯に入る。ここはハズレであった。なので写真なし。

次、八幡平温泉郷の中で「元湯七滝」を選択。硫化水素臭が強かった。300円。浴室は清潔。


(首左90度ひねり)

そして山上の松川温泉に上がる。
3軒ある宿の中で、8年前に松楓荘は入っているので、今日は峡雲荘を選んだ。700円。
露天に直行。ごらんのとおりロケは最高。


(首左90度ひねり)

内湯も風情があり、なかなかのものであった。
ただ、松川温泉は造成泉であった。

ちょうど本日から来年春まで、秋田県に続くアスピーテラインは冬季通行止となったので松川温泉が仮の終点。

盛岡市街地を通り抜け、今夜の宿を花巻市の台(だい)温泉に決めた。
史実によると1387年に発見された古い歴史を持つ。
「かねがや旅館」を素泊まりで予約し、花巻市内のスーパーで夕食の買い出し。
古い旅館であったが、部屋はきれいだし、温泉が良かった。


(首左90度ひねり)

単純硫黄泉のかけ流し。源泉75℃とあった。
自分ともう一人客がいるだけで、浴室にいる時は完全貸し切り状態。
静寂の中に湯の音だけが絶えず、気持ちがほぐれていくのがわかる。
本日の打ち上げの湯としてしっかり浸かり、大好きな酒・南部美人特別純米を寝酒に、暖かい布団でぐっすり寝た。


(首左90度ひねり)


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