志布志湯ノ山温泉営業終了・サンチェリー北郷

ふろつんつん

2011年11月21日 22:25

気温が11月水準になった。
霧島のカエデも急に色づいているのかと想像しながら、
内勤作業を終え、大隅半島に向け出発した。

陽が傾きかけた16時。
志布志市の山奥にある四浦湯ノ山温泉に着いた。
ここまでの道は、先日行った熊本の緑川源流地区に通じるような
狭くてきつい道だった。
四浦地区の奥にある湯ノ山温泉の広い駐車場に入った。
他にばあちゃん運転の軽トラが一台。
「温泉は3~4年前からやってないよ」とのこと。
早いとこ、来ないといかんと思いつつ、
またやってしまった。 →『放っていたら廃業』パターン



湯主のばあちゃんを訪問。鉱泉を汲ませていただく。
単純硫黄泉なのか? 蛇口から出る冷泉は微かに硫黄に似た臭いがあった。
浴舎も見せていただくと、浴場にはベンチが持ち込まれていて
しばらく使用した形跡はなかった。残念だった。



ここから県境を越え、串間市から日南市に達する。
日南市で所用を終えて、旧北郷町(現日南市)の北郷温泉に向かう。
今夜はサンチェリー北郷で身体を温めることにする。
久しぶりに行くと、ホテル横の建物が改造されて、ここが新しい温泉入口となっていた。
19時前で客が多い。
湯気がもうもうと充満していて、中が見えない。
風呂の縁に座っている人々の間から、ザブンと浴槽にアゴまで浸かる。
やや長めに湯に浸かり、薬品のようなヨウ素の香りを確認する。
源泉51℃。日量220トンのかけ流し。
ここは塩化物泉で含ヨウ素・含臭素の宮崎県に多い泉質だ。
外は寒いが、ここの名物・屋上露天に上がる。



誰もいなくて、寒い中のんびり浸かった。



今夜は宮崎市内泊まり。
宮崎への山越えをすると、峠の頂上の気温表示板は4℃を表していた。

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