2016年01月28日
大雪前の鶴丸温泉・湧水町
23日、宮崎からの帰りに、給油ついでに鶴丸温泉に寄った。
明日から大雪警報が出ている。
いつもお世話になっているガソリンスタンドのお父さんに、「動けなくなるでしょう?」と聞くと、
「大したことはねえよ」と言っていた。
スタンドの斜め前のある亀沢温泉共同浴場でもよかったのだが、
鶴丸温泉の露天に久しぶりにのんびり浸かりたくて鶴丸に向かった。

営業は朝6時から夜9時まで。200円。

裏切らない最高の湯が待っている。
そして露天。

手前は水風呂。さすがに寒くて入られない。
露天はいつものようにやや熱めで、じっくりと浸かった
化粧水と同じこの湯は、いつも我輩に安堵感を与えてくれる。
土曜日の昼前。ほかに客ゼロ。貸切!
しばらくすると踏切が鳴り出し、吉都線の単行列車が鶴丸駅に到着した。
翌24日は鹿児島市内に大雪が降った。家の前は20cm!
湧水町やえびの市も水道管が破裂して断水しているそうだ。
早い復旧をお祈りいたします。
明日から大雪警報が出ている。
いつもお世話になっているガソリンスタンドのお父さんに、「動けなくなるでしょう?」と聞くと、
「大したことはねえよ」と言っていた。
スタンドの斜め前のある亀沢温泉共同浴場でもよかったのだが、
鶴丸温泉の露天に久しぶりにのんびり浸かりたくて鶴丸に向かった。
営業は朝6時から夜9時まで。200円。
裏切らない最高の湯が待っている。
そして露天。
手前は水風呂。さすがに寒くて入られない。
露天はいつものようにやや熱めで、じっくりと浸かった

化粧水と同じこの湯は、いつも我輩に安堵感を与えてくれる。
土曜日の昼前。ほかに客ゼロ。貸切!
しばらくすると踏切が鳴り出し、吉都線の単行列車が鶴丸駅に到着した。
翌24日は鹿児島市内に大雪が降った。家の前は20cm!
湧水町やえびの市も水道管が破裂して断水しているそうだ。
早い復旧をお祈りいたします。
2016年01月18日
湯川内温泉に一泊・出水市
10日。急に思い立って出水の湯川内温泉に泊まることにした。
湯川内と言えば足元湧出の、我輩が独断でつける温泉点では鹿児島県内最高得点の湯である。
湯治場もあるこの湯に以前より、ここに泊まってのんびり湯を楽しみたいと思っていたので、
ふっと頭に浮かんだこのタイミングをさっそく実行に移したのだ。

別室に宿泊し、2食付きで8700円だった。
建物はとても古いが、きれいに掃除がされてあった。
別室は内湯つきで、浴室は広い。風情はないので今回は入らなかった。

外来入浴は21時までなので、ここから朝7時までは宿泊客専用となる。
上湯と下湯があるが、今回は下湯の脱衣所からご覧いただく。

すでに時間は22時を回り、いつも客が絶えない下湯は我輩の貸切となった。
脱衣所から浴室。

そして湯船。

足元からは38℃のぬるい湯がとめどなく湧いている。
透き通っていて、浴槽の下からぽこぽこ気泡が出ている。
自然に湧いている温泉。しかも湧きたて。無加工の贅沢品だ。素晴らしい!!!
アル単であり、硫化水素臭がほんのり漂っている。
飲泉ももちろん可能で、常連の80を過ぎた爺さまが「この湯を毎日飲むことが健康の秘訣じゃ」と言っていた。

朝10時のチェックアウト後は湯治棟に移り、1000円で16時まで休憩を継続した。
こたつに入って居眠りをし、起きては入浴を3回繰り返した。
ぬるくて全身に気泡のつく湯に30分~1時間ほど浸かり、内臓までしっかり温まった。
この冬の間に、もう一度ゆっくり泊まりたい。
こういう極上の温泉こそ鹿児島の自慢すべき宝物だ。
湯川内と言えば足元湧出の、我輩が独断でつける温泉点では鹿児島県内最高得点の湯である。
湯治場もあるこの湯に以前より、ここに泊まってのんびり湯を楽しみたいと思っていたので、
ふっと頭に浮かんだこのタイミングをさっそく実行に移したのだ。
別室に宿泊し、2食付きで8700円だった。
建物はとても古いが、きれいに掃除がされてあった。
別室は内湯つきで、浴室は広い。風情はないので今回は入らなかった。
外来入浴は21時までなので、ここから朝7時までは宿泊客専用となる。
上湯と下湯があるが、今回は下湯の脱衣所からご覧いただく。
すでに時間は22時を回り、いつも客が絶えない下湯は我輩の貸切となった。
脱衣所から浴室。
そして湯船。
足元からは38℃のぬるい湯がとめどなく湧いている。
透き通っていて、浴槽の下からぽこぽこ気泡が出ている。
自然に湧いている温泉。しかも湧きたて。無加工の贅沢品だ。素晴らしい!!!
アル単であり、硫化水素臭がほんのり漂っている。
飲泉ももちろん可能で、常連の80を過ぎた爺さまが「この湯を毎日飲むことが健康の秘訣じゃ」と言っていた。
朝10時のチェックアウト後は湯治棟に移り、1000円で16時まで休憩を継続した。
こたつに入って居眠りをし、起きては入浴を3回繰り返した。
ぬるくて全身に気泡のつく湯に30分~1時間ほど浸かり、内臓までしっかり温まった。
この冬の間に、もう一度ゆっくり泊まりたい。
こういう極上の温泉こそ鹿児島の自慢すべき宝物だ。
2016年01月17日
花水木の家族湯を堪能・日置市
5日。伊集院町の花水木温泉に行った。
静かに湯に浸かろうと思い、奮発して家族湯にした。
以前1500円だっとと記憶している家族湯は2000円に値上がりしていて
家族湯を利用すると平日500円割引券(1ヶ月有効)がもらえるシステムとなった。

今日はやや暖かい夜と感じていたが、
半露天の家族湯で裸になるとやはり寒い。
身体を洗う時は小刻みに震えてしまった。
湯は非常に良いアル単であり、硫化水素臭が漂う。
湯の外にある頭が寒い分、長湯ができた。
帰りに玄関わきにある飲泉蛇口でペットボトル一本分の湯をいただき、
帰途運転しながら美味しくいただいた。
静かに湯に浸かろうと思い、奮発して家族湯にした。
以前1500円だっとと記憶している家族湯は2000円に値上がりしていて
家族湯を利用すると平日500円割引券(1ヶ月有効)がもらえるシステムとなった。
今日はやや暖かい夜と感じていたが、
半露天の家族湯で裸になるとやはり寒い。
身体を洗う時は小刻みに震えてしまった。
湯は非常に良いアル単であり、硫化水素臭が漂う。
湯の外にある頭が寒い分、長湯ができた。
帰りに玄関わきにある飲泉蛇口でペットボトル一本分の湯をいただき、
帰途運転しながら美味しくいただいた。
2016年01月11日
仁愛会病院手湯・鹿児島市
正月を別府で過ごし、恒例の一番風呂も今年も無事に終えた。
2日には鹿児島に戻り、いつもの生活が始まった。
4日に南栄まで行く用事があったので、未入湯(?)だった仁愛会病院の手湯に寄った。

病院の敷地内に東屋風の立派な手湯をこしらえてある。

塩化物泉で適温、気持ちが良い。
泉源を持たれていて、こうやって地域一般に開放してくれているのはありがたい。
ここの院長先生はなかなか心の広い方じゃないかと感じた。
この冬は暖冬のために、普段に比べて世間様は温泉への欲求がいまいちかもしれないが、
手湯程度なら気軽に立ち寄れるだろう。
産業道路をお通りの際にはちょっと温まりに寄ってみてはいかがだろう。
2日には鹿児島に戻り、いつもの生活が始まった。
4日に南栄まで行く用事があったので、未入湯(?)だった仁愛会病院の手湯に寄った。

病院の敷地内に東屋風の立派な手湯をこしらえてある。

塩化物泉で適温、気持ちが良い。
泉源を持たれていて、こうやって地域一般に開放してくれているのはありがたい。
ここの院長先生はなかなか心の広い方じゃないかと感じた。
この冬は暖冬のために、普段に比べて世間様は温泉への欲求がいまいちかもしれないが、
手湯程度なら気軽に立ち寄れるだろう。
産業道路をお通りの際にはちょっと温まりに寄ってみてはいかがだろう。
2016年01月09日
平山温泉元湯と2015年終日の出・熊本県山鹿市と別府市
昨年の蔵出し8報目を投稿します
↓↓↓
12月30日。朝7時に鹿児島を出発。熊本に向かう。
植木インターを降りて山鹿市方面へ。今日一日は趣味の〒廻りをおこなう。
昨日は風呂に入りそびれたし、ちょうど平小城郵便局にさしかかったので平山温泉元湯で小休憩とした。

平山温泉も久しぶりだ。以前入浴会で来て以来だったと思う。
相変わらず硫黄の香り漂う素晴らしい温泉だ。
鳩氏の実家が山鹿なので、前もって連絡して連れ湯をすればよかった。

午前中であったため、ほぼ貸し切り状態でかけ流しの湯を十分に堪能できた。
300円。単純硫黄泉。
レンズが曇ってぼんやりとしか写らなかった。
この後、鹿北町の3号線沿いのそば屋でうまいそばを食し、菊池市ものんびり徘徊。
貯金業務が終わる16時に、2285局目の大分県上津江郵便局が今年最後の局となった。
31日大晦日は恒例の別府扇山ゴルフ場での兄弟納会をおこなった。
スタートが早かったため、別府湾から昇る2015年最後の朝日を拝めた。

2015年最後の湯も、昨年と同じく扇山ゴルフ場の温泉であった。
↓↓↓
12月30日。朝7時に鹿児島を出発。熊本に向かう。
植木インターを降りて山鹿市方面へ。今日一日は趣味の〒廻りをおこなう。
昨日は風呂に入りそびれたし、ちょうど平小城郵便局にさしかかったので平山温泉元湯で小休憩とした。
平山温泉も久しぶりだ。以前入浴会で来て以来だったと思う。
相変わらず硫黄の香り漂う素晴らしい温泉だ。
鳩氏の実家が山鹿なので、前もって連絡して連れ湯をすればよかった。
午前中であったため、ほぼ貸し切り状態でかけ流しの湯を十分に堪能できた。
300円。単純硫黄泉。
レンズが曇ってぼんやりとしか写らなかった。
この後、鹿北町の3号線沿いのそば屋でうまいそばを食し、菊池市ものんびり徘徊。
貯金業務が終わる16時に、2285局目の大分県上津江郵便局が今年最後の局となった。
31日大晦日は恒例の別府扇山ゴルフ場での兄弟納会をおこなった。
スタートが早かったため、別府湾から昇る2015年最後の朝日を拝めた。
2015年最後の湯も、昨年と同じく扇山ゴルフ場の温泉であった。
2016年01月09日
一心桜姶良温泉・姶良市
昨年の蔵出し7報目を投稿します。
↓↓↓
12月24日。世間はクリスマスイブ。我輩には何も関係なし。
こういう日はさっさと温泉に行くに限る。どうせ鹿児島市内に早く戻ったところで大渋滞はみえている。
毎年24日は田舎の温泉泊まりを決めていたが、今朝まで横浜にいて出ずっぱりだったので今年は外泊はやめた。
姶良で新規開業した一心桜温泉に初めて寄って行こうと思う。
ここは以前は「さくら温泉」と言い、何度か入浴したことがあったが、湯は良かったが覇気の無い施設だった。
インターからも近く、今後使えるかどうか試したい。

施設に入ると快活なスタッフに向かい入れられた。

湯船は広く10名は入れると思う。かけ流し。

12月は施設からのクリスマスプレゼントとのことで通常390円が350円で入浴できた。
こういうサービスは嬉しい。
全体的に気に入ったので、今後も宮崎からの帰りには立ち寄らせてもらおう。
鹿児島市内に戻ると21時。今日ばかりはさすがの天文館も人通りが少なかった。
↓↓↓
12月24日。世間はクリスマスイブ。我輩には何も関係なし。
こういう日はさっさと温泉に行くに限る。どうせ鹿児島市内に早く戻ったところで大渋滞はみえている。
毎年24日は田舎の温泉泊まりを決めていたが、今朝まで横浜にいて出ずっぱりだったので今年は外泊はやめた。
姶良で新規開業した一心桜温泉に初めて寄って行こうと思う。
ここは以前は「さくら温泉」と言い、何度か入浴したことがあったが、湯は良かったが覇気の無い施設だった。
インターからも近く、今後使えるかどうか試したい。
施設に入ると快活なスタッフに向かい入れられた。
湯船は広く10名は入れると思う。かけ流し。
12月は施設からのクリスマスプレゼントとのことで通常390円が350円で入浴できた。
こういうサービスは嬉しい。
全体的に気に入ったので、今後も宮崎からの帰りには立ち寄らせてもらおう。
鹿児島市内に戻ると21時。今日ばかりはさすがの天文館も人通りが少なかった。
2016年01月09日
久しぶりに中山温泉で温まる・鹿児島市
書き溜めていた分を投稿します。
なので日時はまだ去年です。
↓↓↓
12月21日。そろそろ年の瀬も迫ってきた月曜日の夜。久しぶりに中山温泉に行った。
今年は暖冬で寒くない。
冬に寒くないのは経済には悪い。出ていく金は少なくて済むが、日本全体から見れば好ましくない。
しかも大気中にPM2.5なる化学物質が漂っていて、この影響で温暖なのかもしれぬ。

今夜の中山温泉は客が少なかった。
師走で忙しいのか忘年会が忙しいのか?

(写真が逆になっております
しっかり温まった夜であった。
なので日時はまだ去年です。
↓↓↓
12月21日。そろそろ年の瀬も迫ってきた月曜日の夜。久しぶりに中山温泉に行った。
今年は暖冬で寒くない。
冬に寒くないのは経済には悪い。出ていく金は少なくて済むが、日本全体から見れば好ましくない。
しかも大気中にPM2.5なる化学物質が漂っていて、この影響で温暖なのかもしれぬ。
今夜の中山温泉は客が少なかった。
師走で忙しいのか忘年会が忙しいのか?
(写真が逆になっております

しっかり温まった夜であった。
2016年01月09日
都の湯・大分市
12月10日。延岡市で朝を迎え、昼過ぎまでここで仕事をする。
夕方から大分市で仕事のため、延岡の仕事が終わると大分への移動を開始した。
途中、豊後大野市の〒を4局回り、尾平鉱山の麓まで足を運んだ。
大分市で仕事を終え、本日は大分市内のビジネスホテルに投宿。
そのホテルに併設されているのが「都の湯」だ。

大分市は実は温泉街なのである。
隣接する別府市にイメージを取られているが、モール泉など立派な湯が沸く。
ここの湯も黒褐色しており、仕事の疲れを十分に癒した。

銭湯としても利用でき、大分市の夜の街・都町にありながらなかなか客も多い温泉らしい。
ここだけ未訪だったので、今回は仕事ついでで入浴することが出来た。
夕方から大分市で仕事のため、延岡の仕事が終わると大分への移動を開始した。
途中、豊後大野市の〒を4局回り、尾平鉱山の麓まで足を運んだ。
大分市で仕事を終え、本日は大分市内のビジネスホテルに投宿。
そのホテルに併設されているのが「都の湯」だ。
大分市は実は温泉街なのである。
隣接する別府市にイメージを取られているが、モール泉など立派な湯が沸く。
ここの湯も黒褐色しており、仕事の疲れを十分に癒した。
銭湯としても利用でき、大分市の夜の街・都町にありながらなかなか客も多い温泉らしい。
ここだけ未訪だったので、今回は仕事ついでで入浴することが出来た。
2016年01月03日
夏油温泉に感激
あけましておめでとうございます。
昨年の蔵出し4報目です。記事は昨年11月に書いていましたが、更新が今日になりました。
写真の向きを変えられなかったので首をかしげてご覧ください。
↓↓↓
10月27日。
出張仕事をダシにした温泉漫遊最終日。
今日は花巻空港から鹿児島に帰る。
朝、紅葉がきれいな台温泉旅館街の周りを散歩。
ほとんどの旅館が軒先から湯気を上げ、外来入浴OKとなっている。
その中で共同浴場となっている「精華の湯(500円)」を試す。
かねがや旅館よりは硫化水素臭を感じる。
台温泉入口にある廃墟となったホテルが侘しい。
9時を待ち、台温泉簡易郵便局で2225局目の貯金を済ませる。
女性局長手作りの台温泉散策マップをお土産にいただく。
続いて鉛温泉をめざす。途中の大沢温泉は13年前に入浴している。
鉛温泉藤三旅館では「白猿の湯」を堪能した。
足元湧出の湯船は深さが125cmもあり、立って入浴する特徴ある湯だ。

(首左90度ひねり)
午後のフライトまでに夏油温泉(げとうおんせん)を目指した。
隣の北上市の山奥のどん詰まりにある秘湯であり、
もちろん車で行くのだが、この道が険道であった。
あちこち落石し、狭く、カーブがきつい。
にもかかわらずたまに対向車がある。
道は夏油温泉で終わっているので、対向車は温泉帰りということになる。
そんなに人気があるのか? という疑いは温泉にたどり着いた時に納得に変わった。
ここは素晴らしい温泉だった。

(首左90度ひねり)
駐車場は広く車も多い。
湯治場(宿)が3つあり、賑わっていた。
元湯夏油の湯銭600円。これであちこちから自噴する湯に好きなように入れる。
まず最も人気の高い「大湯」。岩の割れ目から自噴している。(客多く写真なし)
続いて川沿いの「疝気の湯」。ここは個人的に最高点。
湯良し、ロケ良しで感激した。

(「疝気の湯」首左90度ひねり)
すぐ上の「滝の湯」は女性専用なので入れず。
続いて「真湯」。

(「真湯」首左90度ひねり)
真湯の川向かいの「目の湯」。


(「目の湯」首左90度ひねり)
そして内湯の「小天狗の湯」と「白猿の湯」(写真なし)に浸かった。
すべてかけ流し。しかも、いずれも足元や浴槽脇からの自然湧出の文句のない素晴らしい温泉である。
残念ながらこの文章を書いている今日現在、夏油温泉は来年春までの長い冬季休業に入っている。
11月中旬から5月初旬までの長い休業。奥山が紅葉で染まった休業前の最高の季節に来たのであった。
いやあ、本当に来て良かった。ここに着くまでの道のりで、こんなとこ二度と来ねえぞと思っていたが、
是非また行きたい。いや、必ず行く。今度は泊まりで! ゆっくり堪能したい!
鳩氏、よろしく!
昨年の蔵出し4報目です。記事は昨年11月に書いていましたが、更新が今日になりました。
写真の向きを変えられなかったので首をかしげてご覧ください。
↓↓↓
10月27日。
出張仕事をダシにした温泉漫遊最終日。
今日は花巻空港から鹿児島に帰る。
朝、紅葉がきれいな台温泉旅館街の周りを散歩。
ほとんどの旅館が軒先から湯気を上げ、外来入浴OKとなっている。
その中で共同浴場となっている「精華の湯(500円)」を試す。
かねがや旅館よりは硫化水素臭を感じる。
台温泉入口にある廃墟となったホテルが侘しい。
9時を待ち、台温泉簡易郵便局で2225局目の貯金を済ませる。
女性局長手作りの台温泉散策マップをお土産にいただく。
続いて鉛温泉をめざす。途中の大沢温泉は13年前に入浴している。
鉛温泉藤三旅館では「白猿の湯」を堪能した。
足元湧出の湯船は深さが125cmもあり、立って入浴する特徴ある湯だ。
(首左90度ひねり)
午後のフライトまでに夏油温泉(げとうおんせん)を目指した。
隣の北上市の山奥のどん詰まりにある秘湯であり、
もちろん車で行くのだが、この道が険道であった。
あちこち落石し、狭く、カーブがきつい。
にもかかわらずたまに対向車がある。
道は夏油温泉で終わっているので、対向車は温泉帰りということになる。
そんなに人気があるのか? という疑いは温泉にたどり着いた時に納得に変わった。
ここは素晴らしい温泉だった。
(首左90度ひねり)
駐車場は広く車も多い。
湯治場(宿)が3つあり、賑わっていた。
元湯夏油の湯銭600円。これであちこちから自噴する湯に好きなように入れる。
まず最も人気の高い「大湯」。岩の割れ目から自噴している。(客多く写真なし)
続いて川沿いの「疝気の湯」。ここは個人的に最高点。
湯良し、ロケ良しで感激した。
(「疝気の湯」首左90度ひねり)
すぐ上の「滝の湯」は女性専用なので入れず。
続いて「真湯」。
(「真湯」首左90度ひねり)
真湯の川向かいの「目の湯」。
(「目の湯」首左90度ひねり)
そして内湯の「小天狗の湯」と「白猿の湯」(写真なし)に浸かった。
すべてかけ流し。しかも、いずれも足元や浴槽脇からの自然湧出の文句のない素晴らしい温泉である。
残念ながらこの文章を書いている今日現在、夏油温泉は来年春までの長い冬季休業に入っている。
11月中旬から5月初旬までの長い休業。奥山が紅葉で染まった休業前の最高の季節に来たのであった。
いやあ、本当に来て良かった。ここに着くまでの道のりで、こんなとこ二度と来ねえぞと思っていたが、
是非また行きたい。いや、必ず行く。今度は泊まりで! ゆっくり堪能したい!
鳩氏、よろしく!
2016年01月03日
台温泉の静かな夜を楽しむ・岩手県花巻市
あけましておめでとうございます。
昨年の蔵出し3報目です。記事は昨年11月に書いていましたが、更新が今日になりました。
写真の向きを変えられなかったので首をかしげてご覧ください。
↓↓↓
出張にかこつけた温泉漫遊2日目。10月26日。
八幡平(はちまんたい)市の小さい集落の民宿を出発し、新安比温泉に立ち寄る。
「新」と名の付くのはあまり期待が持てないと思っていたが、ここは期待できた。
「金の湯」と「銀の湯」の2源泉あり、いずれも強食塩泉(塩化物泉)。
「金の湯」はカルシウム結晶が棚田を形成していた。非常に塩辛く皮膚がひりひりする。
「銀の湯」は濁度がやや薄く、塩味も穏やか。浴場全体にヒバの香りが立ち込めていた。
この「銀の湯」は瀬戸内寂聴さんが気に入って滞在していたらしく、揮毫があった。

(金の湯・首左90度ひねり)
次に綿帽子温泉あずみの湯に入る。ここはハズレであった。なので写真なし。
次、八幡平温泉郷の中で「元湯七滝」を選択。硫化水素臭が強かった。300円。浴室は清潔。

(首左90度ひねり)
そして山上の松川温泉に上がる。
3軒ある宿の中で、8年前に松楓荘は入っているので、今日は峡雲荘を選んだ。700円。
露天に直行。ごらんのとおりロケは最高。

(首左90度ひねり)
内湯も風情があり、なかなかのものであった。
ただ、松川温泉は造成泉であった。
ちょうど本日から来年春まで、秋田県に続くアスピーテラインは冬季通行止となったので松川温泉が仮の終点。
盛岡市街地を通り抜け、今夜の宿を花巻市の台(だい)温泉に決めた。
史実によると1387年に発見された古い歴史を持つ。
「かねがや旅館」を素泊まりで予約し、花巻市内のスーパーで夕食の買い出し。
古い旅館であったが、部屋はきれいだし、温泉が良かった。

(首左90度ひねり)
単純硫黄泉のかけ流し。源泉75℃とあった。
自分ともう一人客がいるだけで、浴室にいる時は完全貸し切り状態。
静寂の中に湯の音だけが絶えず、気持ちがほぐれていくのがわかる。
本日の打ち上げの湯としてしっかり浸かり、大好きな酒・南部美人特別純米を寝酒に、暖かい布団でぐっすり寝た。

(首左90度ひねり)
昨年の蔵出し3報目です。記事は昨年11月に書いていましたが、更新が今日になりました。
写真の向きを変えられなかったので首をかしげてご覧ください。
↓↓↓
出張にかこつけた温泉漫遊2日目。10月26日。
八幡平(はちまんたい)市の小さい集落の民宿を出発し、新安比温泉に立ち寄る。
「新」と名の付くのはあまり期待が持てないと思っていたが、ここは期待できた。
「金の湯」と「銀の湯」の2源泉あり、いずれも強食塩泉(塩化物泉)。
「金の湯」はカルシウム結晶が棚田を形成していた。非常に塩辛く皮膚がひりひりする。
「銀の湯」は濁度がやや薄く、塩味も穏やか。浴場全体にヒバの香りが立ち込めていた。
この「銀の湯」は瀬戸内寂聴さんが気に入って滞在していたらしく、揮毫があった。
(金の湯・首左90度ひねり)
次に綿帽子温泉あずみの湯に入る。ここはハズレであった。なので写真なし。
次、八幡平温泉郷の中で「元湯七滝」を選択。硫化水素臭が強かった。300円。浴室は清潔。
(首左90度ひねり)
そして山上の松川温泉に上がる。
3軒ある宿の中で、8年前に松楓荘は入っているので、今日は峡雲荘を選んだ。700円。
露天に直行。ごらんのとおりロケは最高。
(首左90度ひねり)
内湯も風情があり、なかなかのものであった。
ただ、松川温泉は造成泉であった。
ちょうど本日から来年春まで、秋田県に続くアスピーテラインは冬季通行止となったので松川温泉が仮の終点。
盛岡市街地を通り抜け、今夜の宿を花巻市の台(だい)温泉に決めた。
史実によると1387年に発見された古い歴史を持つ。
「かねがや旅館」を素泊まりで予約し、花巻市内のスーパーで夕食の買い出し。
古い旅館であったが、部屋はきれいだし、温泉が良かった。
(首左90度ひねり)
単純硫黄泉のかけ流し。源泉75℃とあった。
自分ともう一人客がいるだけで、浴室にいる時は完全貸し切り状態。
静寂の中に湯の音だけが絶えず、気持ちがほぐれていくのがわかる。
本日の打ち上げの湯としてしっかり浸かり、大好きな酒・南部美人特別純米を寝酒に、暖かい布団でぐっすり寝た。
(首左90度ひねり)
2016年01月03日
大湯ストーンサークルに懐かしさが漂う・秋田県鹿角市
あけましておめでとうございます。
昨年に更新しなかった分を続けて投稿します。 (文章は11月に書いていました)
写真の向きが変えられなかったので、首を左にひねってご覧ください。
↓↓↓
10月22日から27日にかけて北東北に出張に出た。
正確に言うと、岩手県盛岡市で22日~24日に仕事をして、あとはレンタカーを借りて温泉を回った。
平日の26日、27日はもちろん有給休暇を取ってだ。
久しぶりとなる岩手県滞在に心が躍った。
24日の仕事を終え、I氏改めケンちゃんと一緒に、ケンちゃんの泊まる盛岡郊外の繋(つなぎ)温泉に向かった。
ケンちゃんの泊まる民宿の前にあった「ホテル愛真館」の風呂に入った。単純硫黄泉。
浴感まあまあであったが、雨降りだったので露天は寒かった。
今夜の宿は青森県八戸市に取ってある。
大学同期の竹ちゃん家を20年ぶりに訪ね、手作りの南部せんべいを箱いっぱいいただいた。

翌日、八戸市内の「熊ノ沢温泉」に行く。420円。
微モールであるが、浴槽の湯をオーバーフローしていないのがやや残念。
次に南部町の古町温泉。400円。沸かしだがなかなか良し。
さらに山奥に分け入り、新郷村の野沢温泉に到達。

(首左90度ひねり)
ここは湯量が豊富で、もちろんかけ流し。気分が良かった。
ここから針路を西に取り、当初入るはずのなかった秋田県を踏んだ。
国道454号県境から曇りの十和田湖を望む。峠の頂上は気温0℃。薄着の我輩にはとても寒い。
何度も車を止めて道ばたの紅葉を写真に収める。やはり東北の紅葉は美しい。

(首左90度ひねり)
下山し、大湯温泉に立ち寄る。8年前に通った良泉。
4つの共同浴場の中で8年前に入った「上ノ湯」以外の風呂に入ることにする。

(首左90度ひねり)
まずは「荒瀬の湯」。共同浴場はすべて180円。
素晴らしい。温度も熱い。ざぶざぶかけ流し。ほぼ100点。

(首左90度ひねり)
「川原の湯」。周囲が狭く、車を置くのに難儀した。ここも素晴らしい。

(首左90度ひねり)
「下ノ湯」。大湯温泉は歴史も古く、湯量も豊富で力のある温泉であった。
そして、8年前にたまたま道路沿いで見つけて立ち寄った「大湯ストーンサークル」。

当時は祭り開催中で、プレハブで作ったうどん小屋に招じられ、
地元のおばちゃんが作った煮物などを単に立ち寄っただけの観光客の我輩に無料でたっぷり振る舞ってくれた。
これが美味かった。そしてこの味以上に地元の方々の温かい気持ちが、嬉しい思い出として強く残った。
今日はすでに日も暮れて、なんとか写真に撮れたストーンサークル。
祭りは先週だったようで、あれからちょうど8年経って、また大湯温泉に来ましたよ。

(首左90度ひねり)
鹿角市内を通過し、最後に湯瀬温泉に寄った。
温泉センターが塩素臭くてハズレだったので、六助旅館に入りなおした。300円。
古い広い浴場であった。湯気が天井からぽたりと背中に。冷たかったが湯はとても良かった。
このあと県境を越えて岩手県に戻り、小集落の民宿に泊まった。
昨年に更新しなかった分を続けて投稿します。 (文章は11月に書いていました)
写真の向きが変えられなかったので、首を左にひねってご覧ください。
↓↓↓
10月22日から27日にかけて北東北に出張に出た。
正確に言うと、岩手県盛岡市で22日~24日に仕事をして、あとはレンタカーを借りて温泉を回った。
平日の26日、27日はもちろん有給休暇を取ってだ。
久しぶりとなる岩手県滞在に心が躍った。
24日の仕事を終え、I氏改めケンちゃんと一緒に、ケンちゃんの泊まる盛岡郊外の繋(つなぎ)温泉に向かった。
ケンちゃんの泊まる民宿の前にあった「ホテル愛真館」の風呂に入った。単純硫黄泉。
浴感まあまあであったが、雨降りだったので露天は寒かった。
今夜の宿は青森県八戸市に取ってある。
大学同期の竹ちゃん家を20年ぶりに訪ね、手作りの南部せんべいを箱いっぱいいただいた。
翌日、八戸市内の「熊ノ沢温泉」に行く。420円。
微モールであるが、浴槽の湯をオーバーフローしていないのがやや残念。
次に南部町の古町温泉。400円。沸かしだがなかなか良し。
さらに山奥に分け入り、新郷村の野沢温泉に到達。
(首左90度ひねり)
ここは湯量が豊富で、もちろんかけ流し。気分が良かった。
ここから針路を西に取り、当初入るはずのなかった秋田県を踏んだ。
国道454号県境から曇りの十和田湖を望む。峠の頂上は気温0℃。薄着の我輩にはとても寒い。
何度も車を止めて道ばたの紅葉を写真に収める。やはり東北の紅葉は美しい。
(首左90度ひねり)
下山し、大湯温泉に立ち寄る。8年前に通った良泉。
4つの共同浴場の中で8年前に入った「上ノ湯」以外の風呂に入ることにする。
(首左90度ひねり)
まずは「荒瀬の湯」。共同浴場はすべて180円。
素晴らしい。温度も熱い。ざぶざぶかけ流し。ほぼ100点。
(首左90度ひねり)
「川原の湯」。周囲が狭く、車を置くのに難儀した。ここも素晴らしい。
(首左90度ひねり)
「下ノ湯」。大湯温泉は歴史も古く、湯量も豊富で力のある温泉であった。
そして、8年前にたまたま道路沿いで見つけて立ち寄った「大湯ストーンサークル」。
当時は祭り開催中で、プレハブで作ったうどん小屋に招じられ、
地元のおばちゃんが作った煮物などを単に立ち寄っただけの観光客の我輩に無料でたっぷり振る舞ってくれた。
これが美味かった。そしてこの味以上に地元の方々の温かい気持ちが、嬉しい思い出として強く残った。
今日はすでに日も暮れて、なんとか写真に撮れたストーンサークル。
祭りは先週だったようで、あれからちょうど8年経って、また大湯温泉に来ましたよ。
(首左90度ひねり)
鹿角市内を通過し、最後に湯瀬温泉に寄った。
温泉センターが塩素臭くてハズレだったので、六助旅館に入りなおした。300円。
古い広い浴場であった。湯気が天井からぽたりと背中に。冷たかったが湯はとても良かった。
このあと県境を越えて岩手県に戻り、小集落の民宿に泊まった。
2016年01月03日
琥珀色の鶴丸温泉・湧水町
あけましておめでとうございます。
本年も、この更新が不安定な入浴記をよろしくお願いします。
ご無沙汰いたしました。
また6ヶ月近く放置でした。
過去にさかのぼって、溜めこんだテーマを放出します。
日付が順不同になりますし、内容をかなり割愛しております。お許しください。
まずは湧水町の鶴丸温泉です。(文章はすでに11月に書いていました)
↓↓↓
11月25日。
11月も下旬だというのに寒くない。
今年は9月がとても涼しかった。残暑という表現が当てはまらないほど一挙に夏が終わった。
しかし10月から暖かくなった。今日もそれが続いている。
鶴丸温泉は宮崎県境まで200mくらいしかない。ぎりぎり鹿児島県にある。
吉松温泉郷の一つ。日本有数のモール泉(植物性温泉)が湧いている。
これまでも何度も登場している、我輩の大好きな温泉である。
泉質は重曹泉。現在ではナトリウム炭酸水素塩泉と表される。
亜炭層を通過する温泉は琥珀色をし、独特の香り(エステル芳香)がある。

内湯は楕円の浴槽を二つ重ねた形をしていて、カランは自由に扱えるので熱い湯も注ぎ放題。
古いタイルはトゲトゲしていて直接座ると尻が痛い。
じっくり堪能する。
露天もある。この露天は比較的熱く保たれている。
200円でこれだけ良い風呂を使えるのは幸せだ。
ちなみに、今月11日は鶴丸から川内川を挟んだ中原温泉にお邪魔した(残念ながら写真なし)。
さすがに、このブログを書いている今現在はようやく11月らしい気温になっている。
霧島連山や桜島も冠雪した。
来週も吉松京町温泉郷に浸るとするか。
本年も、この更新が不安定な入浴記をよろしくお願いします。
ご無沙汰いたしました。
また6ヶ月近く放置でした。
過去にさかのぼって、溜めこんだテーマを放出します。
日付が順不同になりますし、内容をかなり割愛しております。お許しください。
まずは湧水町の鶴丸温泉です。(文章はすでに11月に書いていました)
↓↓↓
11月25日。
11月も下旬だというのに寒くない。
今年は9月がとても涼しかった。残暑という表現が当てはまらないほど一挙に夏が終わった。
しかし10月から暖かくなった。今日もそれが続いている。
鶴丸温泉は宮崎県境まで200mくらいしかない。ぎりぎり鹿児島県にある。
吉松温泉郷の一つ。日本有数のモール泉(植物性温泉)が湧いている。
これまでも何度も登場している、我輩の大好きな温泉である。
泉質は重曹泉。現在ではナトリウム炭酸水素塩泉と表される。
亜炭層を通過する温泉は琥珀色をし、独特の香り(エステル芳香)がある。
内湯は楕円の浴槽を二つ重ねた形をしていて、カランは自由に扱えるので熱い湯も注ぎ放題。
古いタイルはトゲトゲしていて直接座ると尻が痛い。
じっくり堪能する。
露天もある。この露天は比較的熱く保たれている。
200円でこれだけ良い風呂を使えるのは幸せだ。
ちなみに、今月11日は鶴丸から川内川を挟んだ中原温泉にお邪魔した(残念ながら写真なし)。
さすがに、このブログを書いている今現在はようやく11月らしい気温になっている。
霧島連山や桜島も冠雪した。
来週も吉松京町温泉郷に浸るとするか。