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Posted by チェスト at

2012年06月30日

久しぶりの天降川・霧島市

延岡出張の帰り、都城で同僚と遅い夕食を伴にし、
自分一人だけは温泉に立ち寄って帰った。
都城のジョイフルを出たのは既に日付が変わった
0時15分。
この時間だと、もう天降川温泉しかない。
同僚と末吉財部インターで別れ、濃い夜霧の中を
日当山温泉をめざして突き進む。

天降川温泉に着いたのは1時だった。
新も旧も空いていたが、安い旧の方へ。
13号室を使わせてもらう。



30分使用。一人入浴なので170円。家族湯形態。
これで24時間営業。しかも湯は常時入れ替え制。
湯船につかり、ほっとしながらしみじみ考えた。
こんなリーズナブルな風呂は全国探しても
なかなか見つからないだろうと。
湯質は炭酸水素塩泉で良く、適温、湯は使い放題なのである。
鹿児島県はゼイタクだ。
県内外から遊びに来て、深夜に帰る方には、
ぜひ薦めたい素晴らしい浴場だと思う。



鹿児島に帰宅したら2時を回っていた。
今月はよくよく走った一ヶ月だった。  


Posted by ふろつんつん at 02:50Comments(0)温泉

2012年06月28日

川南温泉廃止・宮崎県川南町

6月は毎週の延岡出張となった。
宮崎~延岡間は途中、高速がないので、
運転は非常に退屈で疲れが溜まる。
中間距離にほど近いあたりに、川南温泉は存在する。

この温泉には、宮崎県に出張が始まった10年前から
時折お世話になってきた。
この川南温泉が6月30日をもって廃止されることを知り、
「最終入浴」に寄った。



ここは探すのに苦労する。
看板が十分に整備されていなかったし、とにかく町の中心部から遠い。
しかも、夜になると周囲が畑ばかりなので、
闇に包まれて本当に分からなくなる。
町外ばかりでなく、町内から来る客も少なかったのではないかと思う。



湯は、開業当時は濁り湯だった。
掛け流しの実に良い湯だったことをはっきり覚えている。
残念ながら、どういう事由かわからないが、
数年前から大量の塩素が投入され、循環湯となってしまった。
宮崎県内で相次ぐレジオネラ検出で、
保健所がうるさくなったのかもしれぬ。
最後だと思うと、肌が荒れることも我慢して、ゆっくり浸かった。



町議会では川南温泉廃止議案について、9:3で廃止が決定されたとのこと。
廃止されれば、復活はほとんどない。
一昨年の口蹄疫では壊滅的大被害を受けた川南町だが、
産業の再生も厳しい折、廃止やむなしとなった背景は
町外の人間の知るところではないし、もちろん、何も言えない。

終了時間となり、管理の方に、明後日までですので、
明日でもまた来てくださいと言われた。
しかし今夜最後と決めて来たので、もう来ることはない。
大投資で掘り当てた温泉源を埋め戻さず、
老人福祉施設などに生まれ変われば良いがと思いながら、
ルームミラーに映る闇の中の小さな灯に別れを告げた。  


Posted by ふろつんつん at 23:40Comments(1)温泉

2012年06月25日

日の出おふろセンター・神奈川県川崎市

今朝は久しぶりに満員電車に揉まれた。
首都圏を去ってから20年近く経つが、
やはりこの通勤状況には戻りたくないなと感じた。

今日は鹿児島に帰るだけなのだが、
どうせなら、これまで全く目を向けていなかった
大田区~横浜間を歩いてみようと思う。

まずは鶴見駅に降りる。ここは横浜市鶴見区にあたる。
駅設置の周辺地図を見ると、総持寺があるではないか。
総持寺といえば、曹洞宗の大本山である。
朝食がまだだったので、弁当を買って三門へ登る。
さすがに広く、緑が多い。気分良し。
大祖堂(本堂)では法要が行なわれていて、
喪服姿の若い未亡人?がユリの花を捧げていた。

一駅進み、川崎駅に降りる。
駅周辺を一時間程度歩き、繁華街を見て回る。
ここにも川崎大師(平間寺)があり、
寺社が好きな我輩はもちろん行く。
四国に通ずるものを感じ、しばし読経する。
そして観光客が多い境内を抜け、名物の久寿餅を買い求め、
地図で発見した「日の出おふろセンター」に至ったわけだ。



海にほど近い住宅地にある冷鉱泉で、
褐色の食塩泉である。
しかも、内湯は白湯で、露天が鉱泉となっている。
14:30の飛行機に間に合わなかったので、
17:00で帰ろうと、のんびり浸かる。
月曜の昼間であるが、10人ほど入っていた。
橋を渡ればすぐ羽田なので、これからも利用できそうだ。



帰りは川崎駅から羽田空港まで京急バスに乗ったが、
これが間違いだった。
距離が近いにもかかわらず所要時間がかかりすぎ、
17:00に間に合わなかった。
温泉からタクシーで大鳥居に抜ければ余裕だった。
搭乗便を変更し、雨の宮崎空港に到着。雨夜の高速道を鹿児島へと帰った。  


Posted by ふろつんつん at 22:27Comments(0)温泉

2012年06月24日

富士山は全く見えず・富士吉田市ほか

24日、イベントも終え、今日は山梨県をめざす。
当初、東京都奥多摩の日原鍾乳洞に行く予定であったが、
先日の台風の影響で土砂崩れが発生し、
それならばと、うどんの街・富士吉田市に転進した。

山梨県は5年ぶりくらいだ。
富士吉田市は富士急ハイランドもある、東京人には有名な街だが、
この街の第一の名物は「吉田うどん」だ。
地元の人々は、何か祝い事があると「うどん」を食すらしい。
祝い事がなくても、うどんが日常にたもたれているのがわかる。
ちょうど昼についたのだが、
まずは旭鉱泉で一浴とばかり訪問すると、工事中で入浴不可とのこと。
民家の赴きある鉱泉場だっただけに残念。
近くの「ビジネスホテル竜ヶ丘」の風呂となった。
ここは3km離れた源泉からのローリーであることが入浴前から判明し、
露天のみの風呂に塩素臭と、併設している焼肉ハウスの焼肉臭が漂ったので
早々に退散。(右は地元キャラ・うどんぶりちゃん・・・竜ヶ丘周辺で遭遇)



うどん屋は、
「うどん工房」・・・キャベツがいっぱい入っていて独特だった。山菜うどん400円。
「はなや」・・・老舗、明治25年創業。ダシだけで麺を味わう。湯盛りうどん350円。
「てっちゃん」・・・これまでに経験のないストロング麺。強印象。冷やしたぬき450円。
と、3軒回って満足。ちなみに↓は「はなや」の湯盛りうどん。



食後、富士浅間神社に参拝し、歴史民族資料館の裏にある吉田温泉スタンドへ。
何と、いくらでも汲み放題の無料温泉スタンドなのだ。これを浴びる。



そして、青木ヶ原樹海を通り、富士五湖を巡り、富岳風穴に入る。
富士山噴火の溶岩の抜けた穴だが、内部は0℃とチルド室状態。
氷柱が展示されていて、良い経験ができた。



帰りは御殿場に抜け、御殿場温泉会館で一浴。
源泉3本の混合泉なのだが、やはり塩素が強烈で長湯できず。
御殿場高原ビールのヴァイツェンが美味かったことが幸い。

しかし、富士山の根っこまで行きながら、曇天のために麓すら見えなかったガーン  


Posted by ふろつんつん at 23:25Comments(0)温泉

2012年06月23日

改正湯・東京都大田区

毎年恒例の東京イベントデーがやってきた。
このイベントのために5月から多忙の日々であった。
そして今年は昨年よりも、「監視」のキツい窮屈な会となった。

20時30分、汗臭い身体を気にしながら山手線電車に乗る。
羽田空港近くに予約してある宿に一旦戻り荷を下ろし、
四国の先輩・しみさん(あたしんち風)と、再び電車に乗って温泉に出かけた。

蒲田のアーケードを抜け、前回改装中で入れなかった
改正湯に向かう。
「東京黒湯」である。



浴槽は4つに区切られていて、その形は歪である。
テトリスのブロックのようだ。面白い。
透明度は7cmと記録した。
いつものケロリンバケツで黒さをご覧いただこう。



背広から普段着に着替えてさっぱりした。
すぐにビールをと、しみさんと同意していたが、
適当な店が見当たらなかったので、宿に帰って飲むことにした。
帰りはタクシーとしたが、
乗ってすぐに、高橋容疑者が逮捕されたまんが喫茶の横を通った。
東京という街は、いろんな人が飲み込まれていく所だと思った。  


Posted by ふろつんつん at 23:56Comments(2)温泉

2012年06月20日

中野温泉・湧水町(旧吉松町)

久しぶりに更新する。
実は幻となったログがあった。
14日に更新するはずだったログだ。
この日は延岡の常宿でPCをパチパチ叩いていた。
文章を書き終わり、公開のボタンを押そうとしていたところ、
文章の一部に書き漏れがあるのを見つけ、
ブラウザの戻るボタンを押した瞬間、
40分かけて書いた文章が吹っ飛んだ。
自動バックアップが無いようで、
自分のミスだがPCをぶっ叩いてしまった。
もちろん、書き直しはしない。

今こうして書いていても、ワンミスでぶっ飛ぶんだなと
思いながらキーを叩いている。
今夜こそ無事に公開ボタンを押したい。

ちなみに、10日から昨日までに、
中村、真砂、みょうばん、福助、山翠、雪松、YAMATOyA、浜の湯に入っている。

宮崎の連泊があり、今夜やっと鹿児島に戻った。
いつものように高速をえびのICで降り、
いつものGSで給油した後、風呂に向かう。
今日は中野温泉にしよう。



ここに入るのはずいぶん久しぶりだと思う。
近くの原田延命温泉は廃業したようだ。
炭酸水素塩泉の掛け流し。



吉松といえばモール泉だが、
ここは街中を二分する川内川の北側であり、
こちら側はモール泉は無い。
川べりの雪松温泉や前田温泉などは立派なモールなのだが、
川を境に地層が違うのか。

大浴場は200円。家族湯は500円。
地元民に愛されている温泉である。  


Posted by ふろつんつん at 23:36Comments(0)温泉

2012年06月09日

温泉雑感

鹿児島市内には約50ヶ所の温泉銭湯がある。

全国的に見ても、都道府県の県庁所在地で
ここまで温泉に恵まれているところはない。
大いに自慢できる一大泉都なのである。

しかし、鹿児島を訪れる観光客は、鹿児島市内に温泉が沸いていることを
ほとんどご存じない。
これは、県内に指宿や霧島といった、名門温泉観光地があるからであって、
もちろん、観光客の足も自然とそちらへ向いてしまう。
新幹線開業効果で鹿児島県の観光収入が上がっているらしいが、
手頃に利用できる温泉銭湯が、新幹線を下りたらすぐ近くにあることを
もっと知ってもらってもいいと思う。
鹿児島市に長年住んでいて、市内の温泉銭湯が外向けに
発信されないのは、もったいなくてたまらない。

鹿児島市は、かごしまシティビューなどの観光ルートの開発、
天文館地区の生まれ変わりや中央駅前の屋台村オープンなど、
観光客だけでなく、地元民にとっても新しい魅力商品を登場させている。
我輩も先日、屋台村を訪れ、なかなかの賑わいに興奮したところだ。
不況の中、郊外型ショッピングセンターだけが盛り上がるのではなく、
やはり街の中心部に活気があったほうが良い。
観光客も、鹿児島市内に新しいホテルが続々開業する中で、
鹿児島市内滞在型を選択するケースが増えているのではないかと感じる。

そこで、温泉である。
街中のホテルで温泉を展開しているところは少ない。
新規開業したホテルはほぼシャワーだろう。
そこに、近くの温泉に行って、鹿児島の雰囲気を堪能してもらうことを
提案してはいかがだろう。
もともと、温泉に興味がなかったり、そこまでして外湯にいくのは面倒と
考える客は別として、こういう選択肢があるのも面白いのではないか。
天文館地区には外湯がなく、近いのは霧島温泉やかごっま温泉だと思うが、
温泉銭湯を楽しめる案内が出来れば、路面電車に乗って行ってもらうのも
一興だと思う。
たとえば、路面電車で温泉に行って、帰りがけに風呂の近くの居酒屋などで
冷たいビールを一杯・・・などである。
こりゃたまらん、と感じる。
そこに新しい「観光」のルートが生まれ、体験した客から新たな「ニーズ」が
発掘できる。客の「ニーズ」を次々に満たすことで、
「かごしまリピーター」獲得につながっていく。
宿泊するホテル側に、大した経費はかからない。
温泉銭湯の案内地図を手作りで作成し、鹿児島の魅力を一つ余分に説明できる
フロントスタッフの丁寧な対応があればよい。
温泉源を持っていないホテルでも、これで一つ自前の商品が増えるはずだ。
温泉道具も貸し出せばよい。路面電車に乗って温泉に行くとはなかなか愉快ではないか。
客は観光目的がすべてではない。ビジネス客も同様にそういうニーズを持っている。

鹿児島人は「わさもん」だと思う。
新しいものに飛びつきは良いが、すぐに飽きてしまい、リピートが少ない。
ドルフィンポートなどがいい例で、平日に客はまばらだ。
屋台村などは足場の良さが他とは比較にならないが、
料理単価が若干高めでもあり、早晩、地元客が減らないか気がかりでもある。
地元客が減るような場所に観光客が行くはずがない。
話題性があるうちに、複合的な魅力を売り込んでいくことが必要かと思う。



今夜も鴨池の中村温泉に行った。
街中の外湯は、それ自体がその街周辺を温かくする、「街のスポット」となる。
鹿児島の持つ大きな魅力を、これからも十分に味わいたい。  


Posted by ふろつんつん at 23:55Comments(0)温泉

2012年06月06日

ブログ1周年!

6月6日、この風呂来(ブログ)を記し始めてから
一周年となった。
先月途中から更新を止めていたが、
それでもこれが一年も続くとは思わなかった。
風呂は毎日どこかで入るのだが、
さすがに同じ風呂が続くと、話題が乏しくなる。
鹿児島市内の中村温泉などは、ブログ上では10回くらいだが、
実際はその倍以上は行っている。
更新の日がたまに飛ぶのは、ネタ切れの場合が多い。

我輩の仕事で、一番のイベントが毎年6月末にあるために
5月連休明けから忙殺されている。
長距離バス運転士並みに高速道を走り回り、
夜はもうくたくた。
パソコン画面など見たくもなかった。
この拙文をお目通し頂戴している読者諸兄に、
お詫びとともに、この一年間の御礼を述べたい。
ありがとうございます。



湧水町(旧吉松町)般若寺温泉(5月17日)



コスモス温泉・珍しく貸切(5月24日)



山川天然砂蒸し湯・会社の朋輩と(5月27日)



一周年記念・中村温泉・降灰が激しいため玄関に灰拭きタオル(本日)

今夜は広島出張からの帰りだった。
今日の鹿児島は30℃を超えたらしい。
暑い中、みんな頑張っているな。身体を大事にな。
そして、これからもよろしく!

最後に、旅に出たくなるような1カット。
肥薩線・吉松駅の夜のホーム。客のいないディーゼル列車の紅い尾灯が物憂い。
  


Posted by ふろつんつん at 23:58Comments(4)温泉