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Posted by チェスト at

2014年11月24日

なまはげ温泉に笑った・秋田県地方

雪沢温泉にて朝を迎える。気温-3℃。
昨夜は真っ暗で見えなかった、宿の前の雪沢温泉駅跡を見に行く。
びっくりした! レールが残っている。
しかも5年前に廃止されているのに、下草も刈られていて今にも列車が走ってきそうだ。



まったくの無計画で、温泉と名の付く駅だから温泉に入れるのだろうと23年前に適当に降り立った
風景とほとんど変わらない。宿が一部増築したぐらいだ。

21日に国の登録有形文化財に指定が決まった小坂鉄道レールパークや小坂鉱山事務所などを見物し、
昼は小坂名物カツラーメンを食す。ラーメンの上にトンカツを載せたもので、まあフツー。
雪沢温泉に戻り、「清風荘」に入浴。露天があって350円。良好な硫酸塩泉のかけ流しだった。
このあと、大館市内に下りて「花岡温泉」を訪問。250円。ここも硫酸塩泉の清澄な湯。素晴らしい。



続いて「沼館温泉ゆっこ」。ここもかけ流し。大館市内の温泉は良泉ばかりだ。



車を小一時間走らせて能代市船沢温泉に行くが休業していた。残念。
16時だというのにすでにヘッドライト無しでは走れないほど暗くなり、
大潟村「ポルダー潟の湯」到着。モールだが完全循環で残念。客多し。撮影なし。

男鹿半島の先端にある男鹿温泉を目指すが、17時で漆黒の闇。
なんでこんなに暗いのかと思うほどだった。
男鹿温泉は元湯ということで「雄山閣」に入浴。
ここの浴室が面白かった。
ご当地のアイドル?「なまはげ」の口から勢いよく湯が噴出している。
なんか笑ってしまった。




カルシウム食塩泉の自噴泉でとても良好。露天もあり、宿泊したくなる宿だった。

男鹿温泉ではもう一湯立ち寄り、天王町温泉、秋田市内温泉などにも寄ったが、
特筆すべき湯はなかった。最後の湯を上がったのが21時30分。
今日は温泉と温泉の間隔が長くて疲れてしまったので早寝とする。
明日は12時の飛行機の出発までをやるので温泉には行かない。
鹿児島には夕方に帰り着く予定。
  


Posted by ふろつんつん at 23:50Comments(6)温泉

2014年11月23日

23年ぶりの雪沢温泉へ・山形県→秋田県大館市

山形県酒田市の最上屋旅館を出発。
昭和51年に発生した酒田大火の火元跡を通り、南洲神社に向かう。
昨日も書いたように、ここ庄内地方は西郷さんと縁が深く、南洲神社がある。



神社内には西郷さんと地元名士の菅実秀の坐像があり、
隣の南洲会館では資料を閲覧できる。

次に商人の町・酒田を代表する山居(さんきょ)倉庫群を見物。大きい穀倉が12棟並んでいる。



今日の一湯目は「鳥海温泉あぽん西浜」から開始。2236mの鳥海山は少し雲がかかっていたが素晴らしい眺めだった。



県境を越え秋田県に入り、「象潟温泉シーサイドホテル」に立ち寄った後、「にかほ温泉はまなす」に寄った。
センター系でまったく期待していなかったのだが、ここは最高に期待を裏切った。
源泉が3本あり、それぞれが非常に素晴らしかった。
すべて強食塩泉なのだが、1号泉は強い石炭臭があり、2号泉はモール油臭、3号泉はヨード臭があり、
いずれもかけ流しの最高泉だった。



残念ながら客が多く、1号泉のかけ湯しか写真はなし。

その後、「金浦温泉学校の栖」で靴を盗まれるという困った事態に陥り、秋田市までは忘れ物のゾウリで運転する。
途中、「岩城温泉港の湯」に入る。
今夜は大館市の雪沢温泉に宿を取ってあるので、まだまだ走らねばならない。
秋田県は広い。しかも大館市は青森県境の近くなので、秋田市からでも110kmもあった。
夕食を頼んでいたのでとっくに日の暮れた真っ暗な田舎道を力走。
18:30に本日の宿「雪沢温泉大雪」に到着した。
実はこの温泉、我輩が23年前に来たことがあり、
当時あった小坂鉄道のディーゼルカーに乗って雪沢温泉駅に降り立ったのだった。
駅名に「温泉」とついたので、調べもせずに適当に降りたのだが、か細いホームの前にこの温泉はあった。
今夜は真っ暗で外観は見えなかったので明日の楽しみとして、夕食のあと近くの「四十八滝温泉」に行った。
ここも素晴らしい温泉だった。熱めの硫酸塩泉がたっぷりかけ流し。

「大雪」に戻り、本日最後の温泉に入る。
23年前、まだ東京に住んでいた我輩は、毎週のように東北に旅に出ていた。
15000円の週末乗り放題切符を買い、金がなかったので宿はボロ宿か夜行列車だった。
美味しいものとも縁がなかった。だけど、初めて降りる東北の街街はどこもとても新鮮で、どこか懐かしい思いを憶えた。
雪沢温泉もその一つだ。だから今夜はここに泊まりたかった。



ややぬるい温泉は、23年という長い月日が経ったことをしみじみと実感させた。

  


Posted by ふろつんつん at 23:00Comments(0)温泉

2014年11月22日

湯田川温泉など・山形県庄内地方

22日。今朝は大田区のホテルを5時半に出て、羽田6:50発のANA機に乗り込んだ。
行先は山形県庄内空港。日本海側だ。

8時前には庄内平野にタッチダウン。
睡眠不足の中、さっそく湯田川温泉を目指す。
最近、温泉めぐりから遠ざかっていて、人間がダメになっていた。
今年初めての遠征だが、自分を取り戻したい。

湯田川温泉には8時30分に着く。
すでに掃除が始まっていた共同浴場・正面湯に無理言って入らせてもらった。



ここが素晴らしかった!
ひさびさの95点!
硫酸塩泉の清澄な湯が寝不足の身体に沁み込んでいく。素晴らしい!
一発目から当たりを引いた。
掃除をしていたおじさんの山形弁が半分以上判らず、それでも鹿児島から来たことを言うとたいそう喜んでくれた。
そう、ここは鶴岡市。南洲翁ゆかりの鹿児島市の兄弟都市なのだ。

櫛引温泉に寄ったあと、出羽三山の一つ、羽黒山に向かい、国宝の五重塔を見に行った。
立派な杉林の静寂の中に竣立する五重塔は、それはそれは言葉の出ない瞬間と景色が一つになった。



徂徠学を薦めた藩校・致道館にも寄った。孔廟を備え、庄内論語を小学生から学ぶなど、この地方の人柄がうかがえる。



山形県は麺食文化が根付いているが、鶴岡市の伝統食・麦切りをいただく。うまい!



この後、温海温泉(あつみおんせん)まで南下し、正面湯・下の湯・湯の里の共同浴場3か所をめぐる。
まあまあ。湯の里がもっとも気に入った。


(左画・下の湯共同浴場、右画・湯の里共同浴場)

16時30分には日没となり、暗くなった湯野浜温泉に行く。
上湯・下湯の順にめぐる。上湯は客が多い。

酒田市まで走り、今夜の宿・最上屋旅館に到着。
大正建築の古い旅館ながらとても清潔で、さらにメシがたいそう美味く、たらふく食べた。
部屋で地元酒「菊勇」を飲んで本日終了。


  


Posted by ふろつんつん at 23:14Comments(2)温泉

2014年11月20日

六龍鉱泉・東京都台東区池之端

20日、上野の旅館に連泊。
昨夜は寝られなかった。
なぜなら、隣に24時間営業の大きな居酒屋があり、
通りに面した我輩の部屋にいつまでも酔っ払いの騒ぎが響き、
さらに最悪なことに、夜中1時からこの通りで道路工事が始まり、すさまじい騒音だった。
しかし、この部屋に今夜も泊まる。すでに2泊分を払ってある。
東京に泊まる時は、早いうちから予約を取らなければだめだという教訓になった。

六龍鉱泉は上野動物園の奥。静かな池之端の住宅密集地の中にある。
京成上野駅から不忍池方面に入ると、21時なのに人影がない。
上野駅から200mと離れていないのに、身の危険を感じるほどの場所だ。
600m歩くと六龍鉱泉に着いた。



昨日の蛇骨湯と違い、昔ならではの東京の銭湯風情がある。
噂に聞く、東京一熱い湯を堪能しよう。



写真ではわかりにくいが、浴槽は2つあり、右の浴槽は48℃ある。
我輩が入れる限界も48℃。
30秒だけ我慢して入る。身体は真っ赤っ赤になった。
東京黒湯で透明度は50cmというところか。
左の浴槽も45℃で熱め。普通のまともな人はたぶんこちらも無理だろう。



ただ、風情のあるこの浴場に、昨日よりも満足した。

帰りも人気のない通りを急ぎ、上野駅前に出たところでホッとした。
激熱湯による身体のジンジンは旅館に帰ってもしばらく続いた
  


Posted by ふろつんつん at 23:15Comments(0)温泉

2014年11月19日

蛇骨湯・東京都台東区浅草

19日夜は東京に飛んだ。明日から研修である。
上野の旅館にチェックインしたのがすでに22時30分。
地下鉄に乗ったのが23時だった。
田原町で降り、雷門通りを曲がる時にスカイツリーが見えた。
初めて間近で見た。あまり感慨はない。

浅草1丁目11番11号。
浅草六区の路地を入ったところに蛇骨湯(じゃこつゆ)はあった。



薄い黒湯。浴槽の底まで見える。
循環でやや塩素臭がある。
住宅密集地だが、小さい露天もあった。



20年前にこの浅草や上野を抱える台東区を仕事で担当していた。
浅草六区や浅草寺などはサボり場だった。
あの時あった古びた店は、きらびやかなパチンコ屋やカラオケ屋に様変わりしたが、
一歩路地を入ると昔のままだ。



日付が変わった田原町駅から最終列車で上野に戻った。

  


Posted by ふろつんつん at 23:59Comments(0)温泉

2014年11月16日

湯穴温泉(つあなおんせん)・都城市

16日。昨日から友人の鄭君が拙宅に泊まり、
今日は布団や電気釜などの家財道具とともに引っ越し先の輝北町に連れて行った。
神の郷温泉に所用があり、迂回しながら輝北に向かう途中で
湯穴温泉に寄って行くことにした。



しばらくぶりの湯穴温泉。一時は廃業の話があったが存続している。
炭酸泉で温泉効果が高く、療養目的の根強いファンに支えられている。



いまだに300円の湯銭で頑張っている。
ここは湯温が低く、沸かしなので燃料代がかかる。
しかし、これ以上の値上げは客の多くを占める年金生活者にとって苦しいものとなる。
値上げしたくてもできないギリギリの経営を、
一人でも多くのみなさんが入浴することで、この良い湯が存続できる。
鹿児島からだと霧島神宮からあと少し走れば着くので、
行ったことのない方は是非一度行ってみてください。
営業は18時までです。また、火曜定休です。  


Posted by ふろつんつん at 22:10Comments(3)温泉

2014年11月12日

愛媛県出張4日間・愛媛県松山市など

9日~12日で愛媛県松山市に出張した。(12日は有給休暇を取った)
2か月ぶりの松山だが、今回は仕事である。
仕事ということは、旅費も会社が払ってくれる。
我輩にとってはたいへんありがたい出張となった。



先輩のしみずさんが松山空港に迎えに来てくれた。
高速インターから離れているのに、ありがとうございました。
ご自宅の高松から来られる際に、わざわざ途中で寄り道して
我輩の大好きな鳥坂まんじゅうを買ってきてくれた。重ねて御礼。



この日は松山で一番良い「たかのこ温泉」に入る。
松山といえば超有名な道後温泉があるが、
湯がたいへん汚くて塩素を入れざるを得ないので、入浴する気にはならない。
「たかのこ温泉」はアル単のかけ流し。露天は客が多かったが、しばしじっと浸かる。
とても満足し、しみずさんの奢りで名物じゃこ天を食べながらビールを飲んだ。

10日は仕事だったが、空いた時間に郵便局が7局行けた。
仕事場に愛媛のゆるキャラ「みきゃん」が来ていたので撮影。



11日は仕事場で支給されている弁当を食いはぐれたので、
昨日郵便局めぐり途中で見つけた近くの定食屋に行く。



この太養軒はほとんどのメニューが530円という安さ。
しかも大学周辺なので量も多い。もちろん客も多かった。
仕事を夕方で切り上げ、バスで県南の宇和島へ。
宇和島駅到着後すぐに12kmの遍路を開始。
途中降雨に遭い、夜間の真っ暗闇の行軍ながらも2時間で完歩した。
宇和島に戻ると、郷土料理の「さつま」を食した。
鹿児島じゃないのに「さつま」。
鯛のすり身を白味噌で溶いたものをごはんにかけて食べる。
太刀魚を竹輪のように竹にぐるぐる巻いて炙り、甘いショウユを塗った「タチ巻き」とともにビールがすすんだ。



12日は昨日終了地点から遍路を開始。
四国42番仏木寺では、まもなく色ずく大きな楓と鐘楼を撮影。



23kmを完歩し、卯之町から15時のバスで松山に戻った。
松山市駅に着くと、今日まで仕事だったしみずさんがまたまた迎えにきてくれて
一緒に松山空港近くの「道後さや温泉ゆらら」に一浴となった。



残念ながら塩素が強く個性のない湯であったが、
遍路で疲れた身体をゆっくり癒すことができた。
しみずさん、いろいろお世話になりましてありがとうございました。
  


Posted by ふろつんつん at 23:50Comments(4)温泉

2014年11月07日

祝橋温泉旅館の夕暮れ・霧島市牧園町

7日は久しぶりに牧園に上がり、祝橋温泉旅館の湯に浸かった。
単純泉だが、露天もあり、なかなかの人気湯。
湯銭が200円であることも庶民的である。



夕暮れを迎えて客も増えてきた。
ちょうど客が露天に集合した一瞬があり、内湯を撮影した。



風呂から上がると、旅館部では夕食の配膳の最中であった。
食事の中身が気になるが、
宿泊料も良心的なので一度ゆっくり泊まってみるのもいいかもね。  


Posted by ふろつんつん at 22:03Comments(0)温泉

2014年11月03日

冬の訪れ?富の湯・霧島市隼人

鄭君と黄君と共に昼から金峰山(636m)に上がった。
南岳の山頂にて、コンロで湯を沸かし、
コーヒーを淹れる。



ここは我輩が気に入っている場所。
眺望抜群。風景絶佳。
すでに山頂は寒いので、
コーヒー美味しいコーヒーにっこり



身体が冷えたので、隼人港近くの「富の湯」に入浴。
食塩泉のかけ流しにて身体が温まる。良い湯だ。
少し値上げして370円になっていた。



この後、インド料理屋ビスヌに行き、カレーの夕食。



鄭君を輝北に送る。さすがにここはとても寒い。
鹿児島とは思えない冷え込みようだった。
明朝は何℃になっているのだろう?
  


Posted by ふろつんつん at 23:59Comments(2)温泉

2014年11月02日

紫尾温泉祭り2014・さつま町鶴田

今年も紫尾温泉祭りの日がやってきた。
入浴会を一年間サボってしまったが、この祭りは外せない。
昨年参加いただいた台湾の鄭君、黄君がちょうど来日し今年も参加。
また、久しぶりに東ファミリーも参加となった。

毎年のように、入浴補助券・抽選券つき昼食券は200円。
たいへんお得であるが、3旅館の温泉入浴は差額が必要となった。
今年は残念ながら目玉の「鹿肉試食会」が実施されず、
山田さんや鳩氏、黄君の楽しみは半減したらしい。



我々は昼食前に「くすのき荘」に入浴。戸越さんらは区湯に入ったらしい。
湯質は変わらず最高!



これまで神がかり的な抽選にて特等宿泊券や一等食事券などを当ててきた我々であったが、
4年目の今年はとうとう末等の野菜袋詰めが戸越さんとなるみさん、めぐちんに当たったのみであった。



祭りのあとに「ちどり荘」に入浴して帰路についた。
「ちどり荘」の女湯ではちょっとした事件があったそうで、めぐちんが受難したそうな。
鳩氏とめぐちんはそのために、帰りに水俣市の湯ノ児温泉に寄ったそうだが、
良い湯に当たったのだろうか?  


Posted by ふろつんつん at 22:15Comments(2)温泉