2013年06月12日

湯川内温泉・出水市

一昨日10日の話である。
鹿児島での仕事を終えた後、大口に向かった。
昼メシの時間を逸してしまい、横川のコンビニで軽食を取り、
伊佐市大口に到着。そして仕事。

ここで仕事を打ち上げても良かったのだが、
出水の仕事も終わらせてしまえとの勢いで、
県道48号線を越えて出水市に入った。
いつもなら国道447号線なのだが、初めて通る県道48号線は、
滅多に車が通らないのか、路面に樹木が朽ち落ち、落石もあり、
抜け道には使えそうにないことがわかった。
市境の宇津良隧道を抜けたところで鹿と遭遇。
自然が豊かすぎて、携帯は完全に圏外であった。

出水の仕事も無事終え、風呂の時間がやってきた。
湯川内か阿久根か高城かを検討したが、
湯川内に行くことにした。

山を登りつめたところにある一軒宿の温泉。それが湯川内温泉である。
ここまで崖にへばりついていた道路も、この先には通じてない。
夕暮れの、雨にしっとり濡れた、なんとも風情の良い秘湯に到着した。

湯川内温泉・出水市

おとなしい温泉猫に挨拶する。

湯川内温泉・出水市

38℃の足元湧出、単純硫黄泉、アルカリ性、泡つきである。
もう非の打ち所のない、最高湯である。
相変わらず人気は高く、常連も多い。
ぬるいのでみんな長湯だ。鹿児島弁の会話もはずむ。
この湯が300円で堪能できるのだからみなご満悦なのだ。

湯川内温泉・出水市

50分程度で上がり、外に出ると、「上湯」「下湯」という表示に気づいた。
はて?と思い、女湯の向こうに行くと、
斜面を登ったところにさらに湯屋があるではないか!
これが「上湯」で、今まで入っていたのが「下湯」だった。
湯川内に何度も来ているが、今まで全く気付かなかった。ウカツであった。
さっそく上湯も試す。
源泉が下湯とは異なり、わずかだが上湯の方が温かい。
もちろん、足元湧出の最高の風呂。
こちらでも30分浸かった。
ここで常連さんから、昔はもっと山上に源泉があったが、
明治期の山津波で今のこの場所になったことをうかがった。
その常連さんは、毎日の炊飯や飲料はすべてこの温泉を使っているとのこと。
なるほど肌艶が良く、温泉水が効果をもたらしているのだろう。

ぬる湯に浸かっている間、ずっと蛙の鳴き声がして、憂鬱な気持ちも安らいだ。
どうも焼酎が飲みたくなり、鹿児島に帰り着いたのは21時半だったが、
先日行った中村温泉近くの「いちおし」カウンターに落ち着き、
ツマミは「アボガドのなめ茸和え」で「黒瀬」のロックをゆっくりあおった。


(親愛臺灣大家各位)
日本九州・在鹿兒島縣的北部,介紹湯川内溫泉。
從九州新幹線出水車站搭乘出租15分,3000日圓多少。
深山裡的一所旅館。単純硫磺泉38℃。泡湯300日圓。
有風趣,溫泉水光滑透明,與本地人民的會話也能享樂。
可能投宿。一天(付晩餐及早餐)7660~8470日圓。一天(自己做飯)2630日圓。
有免費出水車站接送服務(只投宿人・預約必要)。
對鹿兒島縣的溫泉有興趣聯絡給。如果我的工作方便引導溫泉。當然嚮導免費喲—ムフッチョキ
旅館「河鹿荘(かじか荘・kajika sou)」☎0996-62-1535



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Posted by ふろつんつん at 08:52│Comments(3)温泉
この記事へのコメント
ご無沙汰してます。
3月の末に鹿児島市内に帰ってきましたが、赤ちゃんの世話に追われて、なかなか連絡できずにすみません。
ふろつんつんさんが、湯川内の上湯を知らなかったのは、意外でした!
上湯は、男女仕切りはあるものの、浴槽じたいは、繋がっていますので、壁の近くにいると、反対側に見えてしまいますので、(お湯がきれいなので、下がしっかりみえちゃいます)御注意を!
Posted by なおママ at 2013年06月14日 11:36
私は以前此処で上湯から下湯に行く際一度服を着るのが面倒で全裸に腰タオルで移動した事が有ります。その時は誰ども会いませんでしたが…良い娘の皆は危ない(襲われる)ので絶対真似をしたらダメだよ。
Posted by 中国で感染率60%の新型山田善光が発生した模様 at 2013年06月22日 14:33
後なおママの注意文に追加、下湯の女湯の脱衣所の脱衣棚の前に立ってると男湯の脱衣所との仕切り壁の上の空いてる隙間から普通に見えてますので御注意を!
Posted by 山田善光第5号は南シナ海へ移動 at 2013年06月22日 15:02
 
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湯川内温泉・出水市
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