2012年06月09日
温泉雑感
鹿児島市内には約50ヶ所の温泉銭湯がある。
全国的に見ても、都道府県の県庁所在地で
ここまで温泉に恵まれているところはない。
大いに自慢できる一大泉都なのである。
しかし、鹿児島を訪れる観光客は、鹿児島市内に温泉が沸いていることを
ほとんどご存じない。
これは、県内に指宿や霧島といった、名門温泉観光地があるからであって、
もちろん、観光客の足も自然とそちらへ向いてしまう。
新幹線開業効果で鹿児島県の観光収入が上がっているらしいが、
手頃に利用できる温泉銭湯が、新幹線を下りたらすぐ近くにあることを
もっと知ってもらってもいいと思う。
鹿児島市に長年住んでいて、市内の温泉銭湯が外向けに
発信されないのは、もったいなくてたまらない。
鹿児島市は、かごしまシティビューなどの観光ルートの開発、
天文館地区の生まれ変わりや中央駅前の屋台村オープンなど、
観光客だけでなく、地元民にとっても新しい魅力商品を登場させている。
我輩も先日、屋台村を訪れ、なかなかの賑わいに興奮したところだ。
不況の中、郊外型ショッピングセンターだけが盛り上がるのではなく、
やはり街の中心部に活気があったほうが良い。
観光客も、鹿児島市内に新しいホテルが続々開業する中で、
鹿児島市内滞在型を選択するケースが増えているのではないかと感じる。
そこで、温泉である。
街中のホテルで温泉を展開しているところは少ない。
新規開業したホテルはほぼシャワーだろう。
そこに、近くの温泉に行って、鹿児島の雰囲気を堪能してもらうことを
提案してはいかがだろう。
もともと、温泉に興味がなかったり、そこまでして外湯にいくのは面倒と
考える客は別として、こういう選択肢があるのも面白いのではないか。
天文館地区には外湯がなく、近いのは霧島温泉やかごっま温泉だと思うが、
温泉銭湯を楽しめる案内が出来れば、路面電車に乗って行ってもらうのも
一興だと思う。
たとえば、路面電車で温泉に行って、帰りがけに風呂の近くの居酒屋などで
冷たいビールを一杯・・・などである。
こりゃたまらん、と感じる。
そこに新しい「観光」のルートが生まれ、体験した客から新たな「ニーズ」が
発掘できる。客の「ニーズ」を次々に満たすことで、
「かごしまリピーター」獲得につながっていく。
宿泊するホテル側に、大した経費はかからない。
温泉銭湯の案内地図を手作りで作成し、鹿児島の魅力を一つ余分に説明できる
フロントスタッフの丁寧な対応があればよい。
温泉源を持っていないホテルでも、これで一つ自前の商品が増えるはずだ。
温泉道具も貸し出せばよい。路面電車に乗って温泉に行くとはなかなか愉快ではないか。
客は観光目的がすべてではない。ビジネス客も同様にそういうニーズを持っている。
鹿児島人は「わさもん」だと思う。
新しいものに飛びつきは良いが、すぐに飽きてしまい、リピートが少ない。
ドルフィンポートなどがいい例で、平日に客はまばらだ。
屋台村などは足場の良さが他とは比較にならないが、
料理単価が若干高めでもあり、早晩、地元客が減らないか気がかりでもある。
地元客が減るような場所に観光客が行くはずがない。
話題性があるうちに、複合的な魅力を売り込んでいくことが必要かと思う。

今夜も鴨池の中村温泉に行った。
街中の外湯は、それ自体がその街周辺を温かくする、「街のスポット」となる。
鹿児島の持つ大きな魅力を、これからも十分に味わいたい。
全国的に見ても、都道府県の県庁所在地で
ここまで温泉に恵まれているところはない。
大いに自慢できる一大泉都なのである。
しかし、鹿児島を訪れる観光客は、鹿児島市内に温泉が沸いていることを
ほとんどご存じない。
これは、県内に指宿や霧島といった、名門温泉観光地があるからであって、
もちろん、観光客の足も自然とそちらへ向いてしまう。
新幹線開業効果で鹿児島県の観光収入が上がっているらしいが、
手頃に利用できる温泉銭湯が、新幹線を下りたらすぐ近くにあることを
もっと知ってもらってもいいと思う。
鹿児島市に長年住んでいて、市内の温泉銭湯が外向けに
発信されないのは、もったいなくてたまらない。
鹿児島市は、かごしまシティビューなどの観光ルートの開発、
天文館地区の生まれ変わりや中央駅前の屋台村オープンなど、
観光客だけでなく、地元民にとっても新しい魅力商品を登場させている。
我輩も先日、屋台村を訪れ、なかなかの賑わいに興奮したところだ。
不況の中、郊外型ショッピングセンターだけが盛り上がるのではなく、
やはり街の中心部に活気があったほうが良い。
観光客も、鹿児島市内に新しいホテルが続々開業する中で、
鹿児島市内滞在型を選択するケースが増えているのではないかと感じる。
そこで、温泉である。
街中のホテルで温泉を展開しているところは少ない。
新規開業したホテルはほぼシャワーだろう。
そこに、近くの温泉に行って、鹿児島の雰囲気を堪能してもらうことを
提案してはいかがだろう。
もともと、温泉に興味がなかったり、そこまでして外湯にいくのは面倒と
考える客は別として、こういう選択肢があるのも面白いのではないか。
天文館地区には外湯がなく、近いのは霧島温泉やかごっま温泉だと思うが、
温泉銭湯を楽しめる案内が出来れば、路面電車に乗って行ってもらうのも
一興だと思う。
たとえば、路面電車で温泉に行って、帰りがけに風呂の近くの居酒屋などで
冷たいビールを一杯・・・などである。
こりゃたまらん、と感じる。
そこに新しい「観光」のルートが生まれ、体験した客から新たな「ニーズ」が
発掘できる。客の「ニーズ」を次々に満たすことで、
「かごしまリピーター」獲得につながっていく。
宿泊するホテル側に、大した経費はかからない。
温泉銭湯の案内地図を手作りで作成し、鹿児島の魅力を一つ余分に説明できる
フロントスタッフの丁寧な対応があればよい。
温泉源を持っていないホテルでも、これで一つ自前の商品が増えるはずだ。
温泉道具も貸し出せばよい。路面電車に乗って温泉に行くとはなかなか愉快ではないか。
客は観光目的がすべてではない。ビジネス客も同様にそういうニーズを持っている。
鹿児島人は「わさもん」だと思う。
新しいものに飛びつきは良いが、すぐに飽きてしまい、リピートが少ない。
ドルフィンポートなどがいい例で、平日に客はまばらだ。
屋台村などは足場の良さが他とは比較にならないが、
料理単価が若干高めでもあり、早晩、地元客が減らないか気がかりでもある。
地元客が減るような場所に観光客が行くはずがない。
話題性があるうちに、複合的な魅力を売り込んでいくことが必要かと思う。
今夜も鴨池の中村温泉に行った。
街中の外湯は、それ自体がその街周辺を温かくする、「街のスポット」となる。
鹿児島の持つ大きな魅力を、これからも十分に味わいたい。
Posted by ふろつんつん at 23:55│Comments(0)
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