2014年11月23日
23年ぶりの雪沢温泉へ・山形県→秋田県大館市
山形県酒田市の最上屋旅館を出発。
昭和51年に発生した酒田大火の火元跡を通り、南洲神社に向かう。
昨日も書いたように、ここ庄内地方は西郷さんと縁が深く、南洲神社がある。


神社内には西郷さんと地元名士の菅実秀の坐像があり、
隣の南洲会館では資料を閲覧できる。
次に商人の町・酒田を代表する山居(さんきょ)倉庫群を見物。大きい穀倉が12棟並んでいる。

今日の一湯目は「鳥海温泉あぽん西浜」から開始。2236mの鳥海山は少し雲がかかっていたが素晴らしい眺めだった。

県境を越え秋田県に入り、「象潟温泉シーサイドホテル」に立ち寄った後、「にかほ温泉はまなす」に寄った。
センター系でまったく期待していなかったのだが、ここは最高に期待を裏切った。
源泉が3本あり、それぞれが非常に素晴らしかった。
すべて強食塩泉なのだが、1号泉は強い石炭臭があり、2号泉はモール油臭、3号泉はヨード臭があり、
いずれもかけ流しの最高泉だった。


残念ながら客が多く、1号泉のかけ湯しか写真はなし。
その後、「金浦温泉学校の栖」で靴を盗まれるという困った事態に陥り、秋田市までは忘れ物のゾウリで運転する。
途中、「岩城温泉港の湯」に入る。
今夜は大館市の雪沢温泉に宿を取ってあるので、まだまだ走らねばならない。
秋田県は広い。しかも大館市は青森県境の近くなので、秋田市からでも110kmもあった。
夕食を頼んでいたのでとっくに日の暮れた真っ暗な田舎道を力走。
18:30に本日の宿「雪沢温泉大雪」に到着した。
実はこの温泉、我輩が23年前に来たことがあり、
当時あった小坂鉄道のディーゼルカーに乗って雪沢温泉駅に降り立ったのだった。
駅名に「温泉」とついたので、調べもせずに適当に降りたのだが、か細いホームの前にこの温泉はあった。
今夜は真っ暗で外観は見えなかったので明日の楽しみとして、夕食のあと近くの「四十八滝温泉」に行った。
ここも素晴らしい温泉だった。熱めの硫酸塩泉がたっぷりかけ流し。
「大雪」に戻り、本日最後の温泉に入る。
23年前、まだ東京に住んでいた我輩は、毎週のように東北に旅に出ていた。
15000円の週末乗り放題切符を買い、金がなかったので宿はボロ宿か夜行列車だった。
美味しいものとも縁がなかった。だけど、初めて降りる東北の街街はどこもとても新鮮で、どこか懐かしい思いを憶えた。
雪沢温泉もその一つだ。だから今夜はここに泊まりたかった。

ややぬるい温泉は、23年という長い月日が経ったことをしみじみと実感させた。
昭和51年に発生した酒田大火の火元跡を通り、南洲神社に向かう。
昨日も書いたように、ここ庄内地方は西郷さんと縁が深く、南洲神社がある。
神社内には西郷さんと地元名士の菅実秀の坐像があり、
隣の南洲会館では資料を閲覧できる。
次に商人の町・酒田を代表する山居(さんきょ)倉庫群を見物。大きい穀倉が12棟並んでいる。
今日の一湯目は「鳥海温泉あぽん西浜」から開始。2236mの鳥海山は少し雲がかかっていたが素晴らしい眺めだった。
県境を越え秋田県に入り、「象潟温泉シーサイドホテル」に立ち寄った後、「にかほ温泉はまなす」に寄った。
センター系でまったく期待していなかったのだが、ここは最高に期待を裏切った。
源泉が3本あり、それぞれが非常に素晴らしかった。
すべて強食塩泉なのだが、1号泉は強い石炭臭があり、2号泉はモール油臭、3号泉はヨード臭があり、
いずれもかけ流しの最高泉だった。
残念ながら客が多く、1号泉のかけ湯しか写真はなし。
その後、「金浦温泉学校の栖」で靴を盗まれるという困った事態に陥り、秋田市までは忘れ物のゾウリで運転する。
途中、「岩城温泉港の湯」に入る。
今夜は大館市の雪沢温泉に宿を取ってあるので、まだまだ走らねばならない。
秋田県は広い。しかも大館市は青森県境の近くなので、秋田市からでも110kmもあった。
夕食を頼んでいたのでとっくに日の暮れた真っ暗な田舎道を力走。
18:30に本日の宿「雪沢温泉大雪」に到着した。
実はこの温泉、我輩が23年前に来たことがあり、
当時あった小坂鉄道のディーゼルカーに乗って雪沢温泉駅に降り立ったのだった。
駅名に「温泉」とついたので、調べもせずに適当に降りたのだが、か細いホームの前にこの温泉はあった。
今夜は真っ暗で外観は見えなかったので明日の楽しみとして、夕食のあと近くの「四十八滝温泉」に行った。
ここも素晴らしい温泉だった。熱めの硫酸塩泉がたっぷりかけ流し。
「大雪」に戻り、本日最後の温泉に入る。
23年前、まだ東京に住んでいた我輩は、毎週のように東北に旅に出ていた。
15000円の週末乗り放題切符を買い、金がなかったので宿はボロ宿か夜行列車だった。
美味しいものとも縁がなかった。だけど、初めて降りる東北の街街はどこもとても新鮮で、どこか懐かしい思いを憶えた。
雪沢温泉もその一つだ。だから今夜はここに泊まりたかった。
ややぬるい温泉は、23年という長い月日が経ったことをしみじみと実感させた。