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Posted by チェスト at

2015年07月04日

八島湿原で心の旅・長野県下諏訪町ほか

朝、ホテルをゆっくりチェックアウトして、高原地帯に上がる県道40号線に入った。
諏訪の街では高校で何か催しがあるらしく、狭い県道は高校生が列をなして歩いていた。
今日のメインは霧ヶ峰湿原帯の八島高原である。
我輩が大好きなこの場所に8年8ヶ月ぶりに行く。



エアコンの名称にもなった霧ヶ峰に到着。
すでに標高1600mを越えているので、半袖の我輩には肌寒い。
さらにビーナスラインを行き、懐かしい八島湿原に着いた。



木道を歩き山野草を楽しむ。我輩がここに初めて来てから約30年が経った。
あの時も今も、大自然は変わっていない。変わったのは自分のほうだ。
ニッコウキスゲはまだハシリで、アヤメやグンナイフウロが雨粒をまとっていた。

和田峠で美味しいきのこ汁を食し、1959mの美ヶ原高原まで上がる。上はガスっていて視界なし。
折り返し下諏訪町方面に下り、毒沢温泉に寄った。
「毒沢」・・・文字とおり「どくさわ」と読む。
なんとも恐ろしい名前の温泉だ。
武田信玄の隠し湯らしく、緑ばん泉(含鉄アルミニウム泉)のために「毒」と付いたのか?



旅館宮乃湯に入る。酸性泉の威力はそれほどでもなく、本日最後に入った旅館神乃湯のほうが1.5倍濃かった。
宮乃湯あとは、下諏訪温泉新湯、矢木温泉、上諏訪温泉衣温泉、大和温泉と入り、神乃湯に戻ったのであった。
もっとも気に入ったのは大和温泉だ。
上諏訪の住宅密集地の中の共同湯で、緑色の単純硫黄泉。
浴客は居らず、細長い浴槽の熱い湯に沈む。どこよりも硫黄の香りがもっとも良かった。



宿は湖畔の「民宿あひる」。ここも8年ぶり。
8畳の和室で地酒「真澄」を飲み、対岸の灯りが落ちる諏訪湖を何時間も眺めていた。  


Posted by ふろつんつん at 22:50Comments(0)温泉